では具体的に、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
スピーチを聞く立場に自分の身を投じ、聞いている新郎新婦・ゲストたちがどのような気分になるか、客観的に考えてみましょう。

「再婚」や「姉さん女房」、新郎新婦が若くても高齢でも、年齢を強調する話は避けましょう。最近多い「できちゃった」も軽はずみに使うべき言葉ではありません。
たとえ新郎新婦には当てはまらない状況だとしても、招待客の中にはそのような立場の人がいる可能性も高いのです。

また、家柄や学歴、職業の話は控えめにすることをおすすめします。
特に家柄などがいい場合(いわゆる旧家や名家)、自慢話のように聞こえて、聞き苦しいことがあります。
新郎新婦の人柄や二人の関係にフォーカスして話すと、和やかな空気が生まれます。

たとえ話や比ゆを用いるのは、わかりやすいですし、ユーモアはスピーチしている人の個性も感じられるので、一石二鳥です。
ただ、格言やことわざは思い込みで使用するのではなく、きちんと意味合いを調べてから用いるようにしましょう。褒めたつもりが失言になってしまうと大変です。

期待に輝いている花嫁を、花にたとえ表現することもあるかと思いますが、花言葉を考慮して考えることがポイントです。
花言葉の意味が、結婚式に適さないものもあるのです。
具体的な例をあげますと、「ひまわり」がそれにあたります。
ひまわりには「高慢」という花言葉があることをご存知でしたか?
花言葉とは、ひとつの花に複数あり、いい意味のものもあれば、ネガティブに感じられる意味のものもあることがあります。
誤解を与えないように、しっかりと調べ知識を持ってから、使用してください。

忘れてはならないのが、「時間」です。
たくさんのスピーチがなされる披露宴なので、ひとつひとつの挨拶があまりにも長いと、ゲストが疲れてしまいます。
せっかくいい挨拶をしたとしても、長さが仇となり散漫な印象しか残らないこともあります。
大体2~3程度におさめるつもりで、スピーチ文を作成しましょう。



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